Vol.57 青い鳥を求めて旅をする

人生の若い段階で”好きなこと探しの旅、自分(人生の目的)探しの旅”に出る人たちがいる。

というのも、多少社会状況がそれを促進させてる部分もあるのかなと感じている。

「今、やっていることはなんか違う。だから自分を探す旅に出る!」と言って旅に出かける。

先日、自分の大学時代の友人が世界各国に自分探しの旅をしに出かけて行った。

好きなことを探すこと、人生の目的を探すこと、自分を見つめ直すこと自体は素晴らしいことだと思う。人間は習慣の生き物であるから、嫌いなことをしている自分にさえ慣れてしまうことがある。

仕事についてもそうだし、日頃から行う諸々全てそうだと思う。変えれば良いと理解はしていても、実行するのはそれまで築いてきた生活パターンを壊すことなので難しい。習慣がそれほどに恐ろしいんだなと思った。

しかし、自分探しの旅には注意しなければならないことが幾つかあると思う。

欧米では「青い鳥」という童話劇をもとに、好きなこと探しの旅のことを「青い鳥を求めて旅をする」と言ったりする。

「青い鳥」の概要としては夢の中で過去や未来の国に幸福の象徴である青い鳥を探しに行くが、結局のところそれは自分達に最も手近なところにある、鳥籠の中にあったという物語。

まず、自分がやりたいことを正確に知ること。そして、今やっていることに全力を尽くせているか(今日やることを愛せているかどうか)。偉人から教訓を得られる点は与えられた仕事に全力を尽くして、分かち合い、安住しなかった点だと思う。ベンジャミン・フランクリンや鉄鋼王のカーネギーは当にそう。

大好きなことの中にも幾つか嫌いな部分はあるもので、全てをひっくるめて愛せるかどうか、仕事と結婚については当てはまると思う。

青い鳥を求めて旅をして長い間、帰ってこない人は完璧な仕事、やりたいことを見つけたらそれが熱中できる、愛せると思っている。

就活相談もたくさん受けるが、好きなことが分からない、やりたいことが見つからないという人は心の持ち方、考えの有り様を見つめ直していない場合がほとんどだと思う。自分の個性、特技に気づけているのか、才能を開発する努力を怠っていないのか。自分自身、働きながらもそれを忘れてしまうと人生大変なことになると思って仕事もしている。

就活と仕事に関してもう一つ言えることは、人生に於ける仕事は自分の人生表現の手段だということ。要は自分の個性や特技、才能、全てをひっくるめてどの仕事で表現したいのかどうかだと思う。

物を作る人もいれば、スポーツする人もいるし、絵を描く人、歌を歌って仕事にする人、十人十色だと思う。自分の愛する仕事を見つけられたらそれは凄く幸せなこと。そしてその仕事をすることは社会にも大きな貢献をすることだと思うし、それが平和への貢献にも繋がると思う。

教育においても学校に於ける教育と家庭に於ける教育があるが、家庭に於いて親が教えなければいけないことはどういう学歴や職が有利に働くか教えることや主観的な物の見方などではなく、「好きなことをしている背中を子供に見せれるかどうか」だと常々思う。

豊かな人生を生きる姿を見せれる大人でありたい。

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