Vol.47 Simple is Best, Think more

Simple is Best

歴史を辿ってみても、長く残り続ける作品や名作には素人にも分かるシンプルさがある。身の回りもそうだけど、あらゆる複雑なものもシンプルにでき得ると思っている。

e-Sports選手として、RTS(リアルタイムストラテジー)というジャンルだったこともあり、多くの戦術、戦略に触れた。優れた戦略というのは非常にシンプルな考えに基づいている事が多い。例えば戦史研究をする上でもそうだし、日本の戦国時代やナポレオンの戦術、近代プロイセンの戦術などを調べていくとその成功事例は複雑な中にシンプルさを如何に見いだしたか、を考えさせられる。

そしてe-Sportsの中で将棋のような戦略性の高い戦いになってくると、戦局は刻一刻と変わるので物事が非常に複雑になり、簡単には答えを見つけることはできない。なので、常に何かを試さなければならない。そのリアクションや状況の変化を深く洞察することで仮説を立てる。そしてまた試す。これを繰り返す。そして自分に答えが閃いたと確信した時ほど危険であることを忘れてはいけない。自分が正しいと思った瞬間に足元を掬われ、間違いを犯している場合も多い。

だけど、学生の時は”言い切るカッコよさ”に憧れていた気がする。でもそれは物事を深く理解していない&無知だったからそのように捉えていたと思う。

シンプルさというのは勇気がなければ成し得ないと思う。シンプルを追求していく上では”何かを捨てること”は避けて通れない。あれも、これも、というようなことはできない。

”なぜシンプルにしなければならないのか”
そもそも、なぜシンプルが良いのか、シンプルでなければならないのかについて考えてみた。

複雑な物事をシンプルにしていくと核心(コア)だけが残る。このようにすると、人の脳に強烈な印象とイメージを与えやすく、理解しやすく、伝えやすくなる。これが答えだと思う。

ビジネスモデルでもそうだが、シンプルなビジネスは「必ず〜」「絶対〜」というフレーズものが多く、宗教や思想、洗脳の類にも非常に多い。これは物事を考えることに対して脳を回転させない人には非常に響きやすい。

人間の脳はストレスフルの状態や疲れ、孤独感、生活リズムが乱れている状態の際はシンプルなものを受け入れやすい。考えることが面倒、考えることに疲労を感じる人達は非常に多い。コンサルティングの仕事もするが、この職は考えることが面倒だという人が居なくならない限り在り続けると思う。

人間は忘却の生き物と言ったりするけど、複雑なものほど忘れやすい。また新しいものに出会った時に自分の中で腹落ちさせる際、シンプルに整理できなければすぐに忘れてしまう。

シンプルさとは理解と分解、継続と伝達を効果的にする知恵なんだなと思った。

自分の身の回りにしても不必要なものが未だに多い。もっと身辺はSimpleにしていこう。。

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